まずは 3/10(日) 「アトレゾンデートルファイナルワンマンライブ ~2年9ヵ月間の感謝を込めて~」へご来場の皆様、誠にありがとうございました。
皆様のとてもたのしそうな姿の中でこうして終わりを迎えられたこと、とてもうれしく思います。たくさんの方が「アトレゾ」の最後のライブをたのしんでくださっている姿を見て、「たのしかった!」という声を聞いて。アトレゾがたくさんの人に愛されていたんだ、そのことがなによりもうれしかったです。
そして以下私事でございますが、アトレゾンデートルを取り扱っておりました株式会社アネモ・ディライトメントより、同グループ解散と同日付にて退職いたしました。
「クリエイターのやりたいことができる場所をつくりたい」そんな理念の会社を創りそこでアトレゾンデートルを扱うと聞き、私はその理念に共感いたしました。そうして、社設立の母体となる音楽制作チーム「SNMmusic」へITおよび法務の担当スタッフとして加入いたしました。
株式会社設立手続きを担当し、設立と同時に取締役へ就任いたしました。状況の中で、アトレゾンデートルとCRANBERRYのマネージャー、および朱南レイの一部活動領域のマネージャーも務める形となり、次第にそちらが主な業務となっていきました。
同社では経営陣の一端として、またアーティストマネージャーとして、たくさんの経験をさせていただきました。
初めての業界の中で、アーティストの皆様, そのスタッフの皆様, イベント制作業の皆様, ライブハウススタッフの皆様など, たくさんの方のあたたかさに支えられておりました。在職中にお力添えいただきました皆様へ、心より感謝申し上げます。
退職理由につきましては簡単に、大きく3つです。1点目はアトレゾンデートルの解散という大きな節目。2点目は社との間に方向性の違いが生じたこと。3点目はSNMmusicの意図するアトレゾンデートル解散後の活動方向性において、私自身が寄与できる部分は少なく、この2組織より籍を外すことによってできることが他にあると判断いたしましたためでございます。
アトレゾンデートルメンバーそれぞれの今後を考えた際の最良の選択肢として、協議の結果「解散」に至ったとはいえ、グループ活動中に彼女たちをより大きな規模へ押し上げることができず責任を感じる次第でございます。
アトレゾンデートルを応援してくださったすべての方々、関わってくださったすべての方々へ、ご期待に沿えぬ決定をお詫び申し上げますと共に、これまでのご支援に心よりお礼申し上げます。
アトレゾンデートルのコンセプトは「それぞれがそれぞれにしかない魅力を持ち、自分自身がステージに立つ意味を求めて活動するダンス&ボーカルグループ」です。
メンバーそれぞれがやりたいことができること。それぞれの意志を通せること。それが私にとって大切なことでしたし、今後も変わりません。
すでに卒業したメンバーも、みなそれぞれにたくさん努力をしながら活動に取り組んでいます。第1期から第4期まで、アトレゾンデートル歴代すべてのメンバーに幸がありますよう強く願いますとともに、今後ともそのひとりひとりへ皆様の力強いご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
私の今後につきましては、また改めて書ければと思います。
2年9か月間、アトレゾンデートルを愛してくださって本当にありがとうございました。
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Yokokura Yui